【改善前の状況】
 コンプレッサーは騒音対策のため密閉された空間で稼動している事例が多く見られます。しかし、高温の空気を圧縮するためには、より多くのエネルギーを必要とします。
 
【改善提案】
 コンプレッサーが収納されている小屋の温度を下げることにより1.8%の動力減となります。
  ○条件
   ・コンプレッサー定格電力:22 kW×1台
   ・運転時間:5,880時間/年
   ・運転率 0.4:2分運転÷(2分運転+3分停止)
   ・事業者の契約電気料単価:16.41円/ kW
 
 
【省エネ効果】
   ・節電電力量
    22 kW×運転率0.4×5,880h/年×低減率1.8%=931 kWh/年
   ・低減金額
    931 kWh/年×16.41円/ kWh=15,000円/年
   ・CO削減量:0.49t・CO/年
 
【実践事例】
   14台のエアコンを更新
   ・能力:冷房12.5kW 暖房14kW
   ・省エネ効果:使用電力量43,797kW/年→37,517 kW/年
    (6,280 kW/年 173,000円/年の削減)
 ※省エネ効果については(株)イトウがメーカーよりご提示された値です。なお、低減金額については、使用電力量低減のため実際の値と異なる可能性があります。